第57回近畿高等学校ソフトボール選手権大会（滋賀県・布引運動公園）の女子の部一回戦で、滋賀代表の比叡山高等学校と対戦しました。

　試合は本校の先攻で開始。序盤、出塁するものの得点につながらない中で、三回表の攻撃でチャンスが訪れました。ランナーが一・二塁で、相手のエラーが重なるという好機にも恵まれ、本校が先制点を上げました。

　その後の守りで、幾度と迎えた危機にも全員で守り抜きました。このまま勝利をつかみたいと思った五回裏、ランナー二人を背負い、カウントは３ボール２ストライクの場面に、決め球として落ちる球を投げたドロップをセンター前に打ち返され、逆転を許してしまいました。

　選手たちは最後まであきらめず、最終回の攻撃でもランナーを三塁まで進め、ホームを狙いましたが奮闘及ばず、1対2で涙を飲みました。

　キャプテンの岡本万鈴さん（三年）は「丁寧に戦い、守備でのエラーはなくそうと決めて皆で臨みました。次の大会は、三年生にとって最後です。悔いが残らないよう勝ちにこだわって、良かったと思える試合をしたい」と語りました。

　今回も保護者の皆様をはじめ、ＯＧ、学校関係者ら大勢の方々に応援に駆け付けていただき、ありがとうございました。