本学園のセミナーハウス「志賀直哉旧居」の食堂で、本校茶道部（裏千家）が見学者の方々に薄茶をもてなしました。

　1年生にとって、校外でのお点前は今回が初めてでした。お客様を前に緊張の表情を浮かべながらも、帛紗（ふくさ）さばきや柄杓（ひしゃく）の扱いを披露しました。3年生は使用しているお茶碗や鉄瓶、和菓子などをお客様に紹介しつつ、ご指導いただいている関宗陽先生とともに後輩をフォローする姿が見られました。

　部長の澤田眞維さん（3年）は「1年生は、この日を目標に練習してきました。普段の畳の上での作法とは違って慣れない点もありましたが、稽古の成果を発揮できたと思います」と話しました。お客様からも「このような場所で茶会が開けて、とても素敵ですね。お茶もお菓子もおいしく、生徒の皆さんもおしとやかな女性ばかりでした」という声が聞かれました。