きららニュース

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オンラインツールからつながる学校生活へ

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 先週末からいよいよ学年別の登校日が始まり、学校も本格再開に向けて着実に歩みを進めています。

 本校は遠方から通う生徒のために寮が設置されていますが、寮がまだ再開していないため、寮生たちは登校日であっても登校することができません。そこで、寮生の多いクラスでは教室に大型モニターを持ち込み、zoomを活用して登校日のホームルームを実施しています。同じ空間にはいなくても、画面を通じて言葉を交わすことで友達との再会を喜び、クラス全体で集っているという実感を共有することができました。

 ここに至るまで、3週間で計500本を超えた動画の配信やスタディサプリを使った学習支援のサポートに加え、担任がそれぞれzoomを積極的に活用してホームルームを実施し、毎日の起床時刻を確認するなど生活リズムが乱れないように自宅待機が続く生徒の不安を取り除くように働きかけてきました。これまでの日々は先生方にとっても経験したことのないもので、戸惑いつつも生徒たちの顔を思い浮かべながら、新たなツールを駆使し奮闘してきた数か月でした。久しぶりに実際に登校してきた生徒たちが、「あのムービー、すごく手間掛かってますよね」や「先生、あの動画授業、家族で大爆笑したわ!」と笑顔で語ってくれる姿から、生徒の自宅での様子が垣間見えると同時に、慣れない作業に奮闘してきたことも報われる思いがしました。

 生徒の登校に伴い、学校では感染症対策も本格化してきました。日々の消毒作業はもちろん、人の動線を確認しながら、"3密"を避ける努力を続けています。生徒の皆さんも細心の注意を払って学校生活を送るようにしてください。