平成二十七年度奈良県高等学校新体操新人大会が本校の静（しずか）ホールで行われ、本校は団体戦と個人総合の部に六人が出場しました。

　競技種目は団体がクラブとフープ、個人がクラブとリボンの二種目でした。緊張感に包まれながらも、笑顔で堂々とした演技を披露し、団体は決定点12.650で優勝を果たし、春の全国選抜大会への出場権も獲得しました。また、個人競技でも中村花さん（一年）がクラブ11.783、リボン10.783で総合一位に輝きました。

　表彰式では、奈良県高体連体操専門部の坪井義夫先生が「競技で失敗した人もいたと思いますが、どうして失敗したのかを考えることで、さらに成長できるはずです。冬のトレーニングを経て、さらに成長した皆さんに出会えるのを楽しみにしています」と出場選手の健闘をたたえ、ねぎらいました。

　試合後、中村さんは「総合でも種目別でも一位にはなれましたが、クラブもリボンも失敗があったので、次回はもっといい競技ができるように頑張りたいと思います」と感想を述べました。