来年度に受験生となる普通科二年生を対象に、「大学・短期大学・専門学校訪問」を行いました。今回は将来の進路希望に沿った５つのコースに分かれました。
　　〇摂南大学・大阪樟蔭女子大学
　　〇奈良学園大学（保健医療学部）・関西福祉科学大学・関西女子短期大学
　　〇奈良学園大学（人間教育学部）・奈良学園大学奈良文化女子短期大学部
　　〇大阪城南女子短期大学・大阪女子短期大学
　　〇大阪IT会計専門学校天王寺校・大阪ベルェベル美容専門学校

　教師や保育者を目指す生徒たちは、奈良学園大学人間教育学部（三郷キャンパス）と、奈良学園大学奈良文化女子短期大学部幼児教育学科（登美ヶ丘キャンパス）を訪れ、両大学での学びの特長を伺い、模擬授業の体験や学舎見学をさせていただきました。

　午前中に訪れた奈良学園大学人間教育学部では、松田智子学部長が「皆さんが勉強を始めてからたった10年ほどです。今の時点で、自分の力を決めつけないでください。自分がこれからどのように生きるのかを大事にして、進路を選んでください」と、自身の体験談を交えて、エールを送ってくださいました。そして、教師を目指す学生に様々な形での支援の具体例を挙げて紹介され、幼・小・中・高の教員免許取得や四年制大学ならではの利点なども伝えてくださいました。

　続いて午後には、奈良学園大学奈良文化女子短期大学部幼児教育学科を訪れました。磯部ゆう学科長に、保育者になるための学びの特長やピアノ実技、そして、就職率100％達成を継続していることなどを、スライドを使って分かりやすく説明していただきました。また、恒岡宗司准教授によるミニ講義「保育者論」を体験させていただきました。恒岡准教授は「保育の力とは子守をすることではありません。子どもが好きというだけでは、保育のお姉さんです」と話し、保育のプロを目指すために必要なノウハウやスキルについて語ってくださいました。

　その他のコースでも、模擬法廷で裁判の様子に触れたり、実際にお菓子をつくったり、またマネキンを使ったカット体験などをさせていただいたりし、普段はなかなかできない実践的な経験することができました。多くの方々からご協力をいただき、有意義な訪問となりました。ご準備ならびにご指導いただきましたみなさま、ありがとうございました。