平成25年度全国高等学校総合体育大会（インターハイ）のソフトボール競技二回戦が八月一日、福岡市の雁の巣レクリエーションセンターＡ球場で行われ、本校は中村女子高校（山口）と対戦しました。

　インターハイに三年ぶりの出場を果たした本校ソフトボール部。現チームの部員にとっては念願の初舞台。一回戦がシードのため二回戦から出場しました。対戦相手は一回戦を五回コールドゲームで勝ち上がってきただけに、皆、「勝ちにいく」といつも以上に強い気迫で挑みました。

　試合は本校の後攻めで開始。守備では、序盤から相手に出塁を許し盗塁されるものの、ホームクロスでアウトにするなど得点を与えず、全員で守り抜きました。しかし、三回表で相手に4点を許し、その後また2点を追加されたことが響きました。

　本校の攻撃は、フライを打ち上げることが多かった序盤と変わり、中盤からはボールを叩きつけるようにして出塁し、四回裏で1点を返しました。そして、六回裏、猛追が始まりました。ヒットで出塁すると３人の打者にツーベースヒットが続いて3点を返し、計4点になりました。あと2点！最終の七回裏、同点の走者が出塁。手に汗握る試合展開となりましたが、走者残塁で惜敗しました。

　浅野監督は「よくやったと言ってあげたい。皆、最後まで諦めず粘っていた。勝ちたいという気持ちが強かったと思う」と試合を振り返りました。主将の多賀井さん（三年）は「目の前の試合に集中して、皆、勝つ気持ちで臨みました。2点差まで追いついたのに、先生方を上の試合へ連れていってあげられませんでした」と目に涙をあふれさせながら話していました。

　保護者の皆様をはじめ、OG、学校関係者ら多くの方々が応援に駆け付けてくださり、ありがとうございました。