きららニュース

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『一流料理人に教わる母と娘のお料理教室』開催!

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 奈良の伝統食材を使った「一流料理人に教わる母と娘のお料理教室in奈良文化高校」を、本校みやび棟のKitchen Studio(調理室)とTasting Room(試食室)で開催しました。今回のメニューは赤米・古代チーズの蘇(そ)を使った「ブイヤベース風 赤米&蘇リゾット」と、三輪そうめん・吉野葛を使った「三輪素麺千鳥 吉野葛ようかん」の2品。

 特別講師に、テレビなど多方面で活躍される全日本調理師連盟会長の福井幸男先生をお招きしました。伝統食材の話から調理上のポイントなど、「なるほど」と感心させられるプロの技を伝授。例えば甘いトマトの見分け方、葛の特質を知った上での調理法、エビなど魚介類に火を通すタイミングなどです。さらに、「"食事"という漢字は"人に良い事"と書きます。"良いこと"を頂く感謝の気持ちを大切に」など、食に関する話もしてくださいました。

 本校のホームページから申し込まれた参加者約30人の皆様は、熱心に取り組みながら、ご家族や友人同士で楽しそうに調理されていました。お友達と調理した女子児童は「赤米と魚介類を煮込む(炊き込む)ところが、初めてで少し難しかったけれど、楽しかった」と話し、一緒に参加した男子児童は「エビの背ワタを取るのを頑張った。楽しかったし、おいしかった」と笑顔を見せていました。今回ご来校いただいた皆様、ご参加ありがとうございました。

 女子高である本校は、校名にもある「奈良文化」と「食育」の学びも大切にし、特色ある取り組みを行っております。今回、著名な料理人が考案した郷土の伝統食材を使った料理に、母と娘が一緒に取り組み学ぶことで、文化を継承出来る取り組みの一環となると考え、企画・実施しました。今後とも本校はこのようなイベントを発信していきたいと思っておりますので、その折は皆様のご参加をお待ちしております。