奈良文化高等学校

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JICAイベント「大和高田から世界とつながろう」に参加しました

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 2025年10月5日(日)、大和高田市市民交流センター「コスモスプラザ」で開催されたJICAイベント「大和高田から世界とつながろう」に参加しました。国際理解・国際協力をテーマとしたいろんな企画や舞台発表などがあり、まるで万博のような雰囲気を楽しむことができました。

 奈良文化高校からも、何か外国の文化を学ぶものを展示しようということで、書道の授業で学んでいた篆書体を使って、「中国古代文字 これは何という字?」というクイズを考えて、パネル展示しました。
 また、イベント当日には、1年生の3人が参加しました。参加を希望した理由を尋ねると、「世界がもし100人の村だったらに興味を持ったから」「ゲストスピーカーとして来られていた奥田鹿恵子さんのお話を聞きたいなと思ったから」「普段の学校生活では体験できないようなことなのでいろんなことを経験したいと思ったから」ということでした。

 まずは、午前の部。ボーイスカウトのみなさんによるゲームに始まり、「世界がもし100人の村だったら」のワークショップがありました。
 参加者一人ひとりに人物設定があって、世界の構造を体感しながら学ぶことができました。
 このワークショップに参加した生徒は、「世界の規模を縮小して体験することで、それぞれの地域に世界の人口でどのくらいの割合の人が暮らしているのか、飢餓で苦しんでいる人はどのくらいいるのかとても分かりやすく、勉強になりました。貧困や発展途上国に対しどう向き合っていくべきか考えていきたいです。」「初めに1人あたり2億人を背負っていますからね〜と仰っていて、その言葉がお話が進むに連れて度々思い返して驚いていました。人口密度や貧富の差などは数字やイラスト、写真などでしか見ることはなかったのでゲーム形式での体験で実際の現状を感じることができたと思います。そして自分が思っていた以上にアジアの人口が爆発していると知りました。これからも右肩上がりに増えていき、2050年には世界人口は100億人をこえると言われているというお話で、周囲の人との人口が増えると起こることとは?の意見交換で、自分では考えられなかったことを考えることが出来ました。意見交換をすることで自分の視野が広がるということを実感しました。紹介されていた本を読んでみたいです。」と、とてもいい勉強になったようでした。

 お昼には、「世界の食事を楽しもう」ということで、さまざまな国の食べ物が販売されていました。奈良県立磯城野高校さんによるベトナムの伝統料理、バインミーもあっという間に完売していました。⁡

 午後の部の始まりは、アロハサークルのみなさんによる「フラダンス」。参加者も教えてもらいながら踊りました。フラダンスを踊ってみた生徒の感想には、「見ている分には優雅な踊りですが、実際一緒に踊ってみると足のステップが難しく…。しかし、踊るととても楽しかったです。」と書いていました。
 そしてメインイベントが、中米ホンジュラスで活躍されている奥田鹿恵子さん(大和高田市出身)による講演です。写真とともに現地での様子など、興味深いお話を聴かせていただきました。講演を聞いた生徒たちは、「外国に行きたいと思う気持ちが高まりました」と話していました。

 イベントの最後は会場みんなでZUMBAダンス。30分間汗を流して爽快な締めくくりとなりました。

 参加者同士の交流もあり、いろんなことを学ぶことができる一日。参加生徒は、「体を動かして楽しくできたし今日をきっかけに初対面の人でもたくさん喋れて仲良くなれたのでとてもよかったです。」と感想を述べていました。

 イベントをお世話いただいたみなさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。

2025-10-05(日)

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