令和6年度 第58回卒業証書授与式 並びに 第17回衛生看護専攻科修了証書授与式を挙行しました
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2025年3月1日(土)、奈良文化高等学校第58回卒業証書授与式、並びに第17回衛生看護専攻科修了証書授与式を、卒業生・修了生とその保護者、在校生と学校関係者出席のもと、本校の静ホールにて挙行しました。
開式の辞と国家・校歌斉唱に続いて、担任教諭からの卒業生・修了生の呼名ののち、学校長から卒業証書・修了証書の授与が行われました。
中野善久校長の式辞では、アメリカ野球殿堂入りを果たしたイチロー選手の「自分は野球をしなかったら何をしていたんだろうと思いを巡らすことがあります」という話題に触れ、人生の可能性は1つではなく無限大に広がっているということと、あらゆる可能性を模索してこれからの人生を歩んでいってほしいとお話しがあり、これから夢に向かって歩んでいく卒業生・修了生を激励しました。
伊瀨敏史理事長からは、AKB48の『365日の紙飛行機』の歌詞に触れて、どこまで飛んだかという結果だけにとらわれず、準備をした時間や思いが経験値として大切なので、これからも前向きにいろんなことにチャレンジしていってください、応援していますと祝福の言葉が送られました。
続いて、育友会会長から来賓祝辞をいただき、教頭からご列席の来賓、送られた祝電の紹介がありました。
また、特別表彰として在校中に課外活動で特に輝かしい成果を上げた卒業生に贈られる「奈良文化栄誉賞」が、バスケットボール部の2名、新体操部の1名、少林寺拳法部の1名に授与されました。そして、小中高12ヶ年の在学期間中、皆出席であった卒業生に対しては、その努力をたたえ表彰されました。
在校生代表による送辞のあと、卒業生代表からの答辞では、先生方や家族、クラスメイトなど、自分たちの成長をサポートしてくださったすべての方への感謝の気持ちと、これからも自分の夢に向かって歩んでいくことへの決意を読み上げました。
衛生看護専攻科修了生代表からは、何気ない日々の暮らしの中で自分を支えてくれた家族、これまでお世話になった先生、友人に対してのお礼の言葉を述べました。高校課程と専攻科課程のたくさんの思い出や感謝がいっぱい詰まっていることが伝わってきました。何気ない日々の暮らしこそ大切な宝物だと気づいて感謝するまでに成長した我が子の姿を見て、目頭を熱くする参列者の方もいらっしゃいました。
最後に、「仰げば尊し」と「蛍の光」が卒業式会場の静ホールに響き渡り、春を思わせる暖かい晴天の中、卒業生・修了生達は本校を巣立っていきました。
2025-03-01(土)