【衛生看護科】第54回戴帽式
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2024年9月13日(金)、衛生看護科2年生の生徒の戴帽式を行いました。
本校は奈良県内で高校課程の衛生看護科を有する唯一の学校で、54年の実績があります。今年も衛生看護科2年生の生徒が本格的な臨地実習を前に、戴帽式を受けました。
医療現場においては、かつて看護師の象徴であったナースキャップを着けるということはほとんどなくなりましたが、本校の戴帽式では、看護の精神を継承するものとして本校の看護科教員から戴帽を受けるという伝統を続けています。
式は、真っ暗闇の中でナイチンゲール像から分火される蝋燭を手に、生徒が誓いの言葉を唱和します。これは、クリミア戦争の戦場でナイチンゲールが蝋燭の灯りを頼りに夜中も傷病兵を見回ったことに由来します。
厳粛な雰囲気の中、今年も看護学生たちの誓いの言葉が参列した保護者や来賓、在校生や教職員の前で力強く響きました。
2024-09-13(金)