【衛生看護科】第56回戴帽式が執り行われました
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2026年9月11日(金)、衛生看護科2年生40人の生徒が戴帽式に臨みました。
奈良文化高校では、衛生看護科2年生の生徒が病院での本格的な臨地実習を始める前に行う「決意の儀式」として戴帽式を行っています。
看護科の先生からひとりひとりの頭に真っ白なナースキャップをつけてもらった戴帽生は、近代看護の母と呼ばれる「フローレンス・ナイチンゲール」像から火を分けていただき、その灯を大切に持って壇上に整列します。これは、クリミア戦争の野戦病院で、ナイチンゲールが夜遅くにランプを持って患者さんを見回ったという、優しさと献身(けんしん)の心を受け継いだものです。ろうそくの灯の中で、「ナイチンゲール誓詞(せいし)」を看護師としての心構えとして唱えました。
大橋淳校長は、式辞の中で「本日、こうして戴帽の日を迎えることができたのは、皆さんが決して諦めずに努力を重ねてきた証です。いよいよ、これから本格的な臨地実習へと進みます。実際の医療現場では、これまで学んだ知識や技術の至らなさに悩み、戸惑いや不安を感じる瞬間がきっときます。自分の無力さに真摯に向き合って悩むことこそが、患者さんの痛みに寄り添うことができる、心あたたかい看護師へと成長するためのかけがえのない成長のステップです。本校の目標である『笑顔』、『優しさ』、『勇気』を胸に、これまで学んできた技術に『心』を乗せて患者さんに届けてほしい、傷ついた患者さんに寄り添って生きる力を手助けできる看護師になってください」と述べられました。
また、伊瀬敏史理事長は、「これから始まる本格的な臨地実習では、看護師として多くの経験をして技術や心構えを会得していくと思います。患者さんと親身に接し、患者さんを励まし、安心させて、治療とともに自身の力によって病気や怪我の回復を促進する、そんな患者さんのメンタルな部分も手助けできる存在の看護師になってください。もしも、皆さん自身が疲れた時や苦しい時は、笑顔や笑いの心を思い出して心と体をリセットしてください。悩みがあれば一人で抱え込まず、ご家族、先生、お友達など、これまで支えてくれた周りの方に相談してください。みなさんの今後が、希望に満ちた素晴らしいものになりますことを願いお祝いの言葉とさせていただきます。」と祝辞を贈られました。
厳かな雰囲気のなか、衛生看護科2年生40人は、終始しっかりとした態度で戴帽式を終えました。これから医療の現場へと船出していく戴帽生の真剣なまなざしには、これから看護師としてやっていくという覚悟を感じました。臨地実習で多くのことを学び吸収して、より一層成長されることを願っています。
2026-09-11(金)





