奈良文化高等学校

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令和七年度修了式・離任式を行いました

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 2026年3月19日(木)、令和7年度の修了式を行いました。
 今年度を振り返って、中野善久校長は式辞の中で、今、命が危ぶまれる事件や戦争、紛争など悲しいことが世界中で起きてしまっていることに触れ、これから生徒のみなさんには、社会や世界について、一人になってじっくりと考えたり自分と向き合ったりする時間を持って欲しいと伝えられました。たとえ一人で部屋に居たとしても、SNSなどで誰かと常に繋がっていたり、影響を受けて振り回されたりをしがちです。インターネットから得られる断片的な情報ではなく、体系的に考えたり学んだりできる、読書をしっかりとして欲しいとも話されました。
 そうした「静」の時間では、自分を見つめて、自分の良さに気付き、人のために社会のために、自分は何ができるのか、世の中で求められていることを使命として見つけ、次に、積極的に動いて、いろんな人と出会い、いろんな経験をしてまた自分の良さを発見するということの「動」の実践を願われました。
 また、人と人の心が繋がり、信頼し合える関係になるためには、共に過ごして何かを共有することが大切だということを、京都大学名誉教授の山極寿一先生の「共食」のお話を引用しながら伝えられました。人の心などは簡単にわかるはずがない。味覚、嗅覚と同じで、人の心は共有しづらいもの、一緒にいなければわからないもの。わかるようになるためには、人と話をしてください、一緒にいてください。コロナの時代にはなかなか言えなかったけれど、ご飯を食べるときには人と一緒に食べ、心を温めあってくださいと話されました。
 最後に、スティッフパーソン症候群の診断を受けて闘病中の歌手セリーヌ・ディオンさんについて紹介され、パリオリンピックの開会式での歌をみんなで動画視聴しました。難病を乗り越えて歌っている姿から歌を歌える喜び、歌を通して生きるんだという覚悟、エネルギーを感じて欲しいという願いからでした。
 歌が終わった後も会場全体が余韻に浸り、勇気と力をもらえた、熱い気持ちになりました。
 この一年も、奈良文化高校を見守り、応援してくださりありがとうございました。これからも奈良文化高校をどうぞよろしくおねがいいたします。
 
 修了式のあとに行われた離任式では、今年度、退職や異動により本校を去られる先生方を送りました。お一人ずつ、生徒に向けて心のこもったあたたかいメッセージを伝えていただきました。ありがとうございました。

2026-03-19(木)

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