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トビタテ!留学JAPANで新・日本代表プログラム【高校生等対象(第8期)】壮行会・事前研修会・激励会

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トビタテ!留学JAPAN新・日本代表プログラム【高校生等対象(第8期)】の派遣留学生に選ばれた本校衛生看護科2年生の渡邊礼さんが、6月17日(土)に大阪で開かれた壮行会・事前研修会に参加しました。また、6月28日(水)には本校にて渡邊さんへの激励会を開催しました。

6月17日の壮行会では、午前に文科省の方やトビタテで留学した先輩のお話、派遣留学生代表の挨拶がありました。午後の事前研修会では、留学計画の発表やグループディスカッションなどを通して留学計画のブラッシュアップ等を行いました。壮行会・事前研修会に参加して、大きな夢を持った新しい友達が何人もできたようです。

6月28日の激励会では、伊瀨敏史理事長はじめ、学園の関係者、学校教職員が集まりました。

渡邊さんのテーマは、「共生社会実現する、国際看護師への第一歩!」。留学先はカナダです。

カナダは移民が多い多民族国家であり、民族や人種の多様性を尊重しながらすべての人が平等に社会参加できるような国づくりを目指す「多文化主義政策」を世界で初めて導入し、誰もが互いの民族、文化、歴史を認め合い、平和に共生していると言われています。

渡邊さんはカナダに留学中、語学学校で出会う人々や、ホームステイ先のファミリーとの触れ合いを通して、気候や文化、宗教、価値観の多様性を肌で感じ、日本との違いを知りたいそうです。また、グローバル化した国際社会において、国・地域の文化や宗教、生活習慣の違いを考慮し、患者の健康の向上を目指した看護を提供するため、文化・宗教の違いを踏まえた食事や衣服の選択の在り方、コミュニケーション方法、医療制度や各国で提供されている看護などについて、カナダで出会う現地の方や留学生から情報を得たいと考えているとのことでした。将来、異なる文化を持つ人々の個性を理解尊重し、それぞれに合った療養環境を提供できる国際看護師になるために、この留学で探究活動を行います。


【激励会での渡邊礼さんによる決意スピーチ】
I would like to thank all of you for holding this meeting for me today.
I am proud to be able to study in Canada as a participant in the Tobitate Study Abroad Program.
Ever since my sister, a graduate of this school, went to Canada as a Tobitate 5th year student, I have been hoping to enroll in Nara Bunka and take on the challenge of this program. Now my wish has come true and I will be studying in Canada from July.

本日私の為にこのような会を開いてくださった皆さまに、感謝申し上げます。
私は、今回、「トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム 高校生第8期派遣留学生」としてカナダへ留学できる事を誇りに思います。この学校の卒業生である私の姉が、トビタテ第5期生としてカナダに留学した時から、私も奈良文化高校へ入学をし、このプログラムへ挑戦することを望み続けていました。このたび願が叶い7月からカナダに留学します。

近年日本では、グローバル化や少子高齢化が進み、外国人観光客や外国人労働者の数も増大し、それに伴って外国人患者を対象に看護を提供する機会も増えています。外国人患者に看護を提供する上で、言語、文化、習慣の違いによる対応の困難さが課題となってきます。私は、誰に対しても平等に看護を提供できるようにするにはどのような環境づくりをするべきかを考えています。私が将来看護師になった際には、グローバルヘルスを目指した共生社会の実現に貢献したいと思います。

その為に、この留学で国際看護を実践する上で必要となる語学力の向上を目指すとともに、様々な異文化に触れて特色や違いを学んでいきたいと思います。併せて、日本の文化を伝える活動も行います。また、医療や看護、制度の違いについても学びたいと考えています。帰国後は、留学での学びや体験を発表したいと思っています。

今回、留学の実現が出来たのは、私だけの努力ではなく、家族や学校の先生方、留学エイジェントさんやトビタテ事務局の方々のサポートがあったからこそだと思います。心より感謝しております。

良い留学となるよう、沢山活動してきたいと思います。本日は誠にありがとうございます。