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【子ども教育コース3年生】奈良佐保短期大学地域こども学科を見学

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 6月9日(金)、子ども教育コース3年生の生徒が、奈良佐保短期大学の地域こども学科を訪問見学しました。
 はじめに高校までの教育と大学教育との違いを学び、関心のある分野を追究できる専門性の高さや、自己管理の大切さについて教えていただきました。また奈良佐保短期大学の強みについては、教員と学生との距離が近く少人数で深く学べることや、キャンパス内に農園のある環境のよさ、地域イベントとの関わりなどをご紹介いただきました。

 次に、講師の村田健治先生による体験授業を受けました。村田先生はこれまで保育所や幼稚園、こども園に勤め、13年間にわたって現場で子どもたちの保育を担ってきた専門家です。
 保育士といえば子どもたちと関わるイメージが強くありますが、実際には保護者のサポートや先生同士の引き継ぎなど、多くの大人とのコミュニケーションをとる職業であることや、保育士の典型的な一日などを解説していただきました。また、楽しい遊びの中にも子どもたちの発達を引き出す意識が常にもつこと、座る姿勢への着目など、話題は多岐にわたりました。
 授業の後半では椅子を離れて、園児たちが行う遊びを実際に体験しました。フランスで教材として高く評価されているシンプルな積み木「カプラ」を使ったバランスゲームや協力ゲーム、出された手札に素早く反応して中華料理のメニュー名をつくる「音速飯店」など、楽しいゲームで盛り上がりました。

 体験授業のあとは、学内農園でとれた新鮮な野菜を材料に使っているという「レストラン鹿野園」で学食をいただき、キャンパス内をめぐって見学しました。今日の見学が生徒たちの具体的な将来イメージを描くための一助となることを願っています。