6月6日（火）、令和５年度の体育大会を本校グラウンドにて開催しました。

　大会は、全学年混合の４色（桃・緑・黄・青）のチームにわかれて、優勝を競います。
　80メートル走、100メートル走といったシンプルに速さを競うものや、サイコロで勝負リレー、愛のロケット便、ジェスチャーゲーム競争、台風の目のようなペア・チームで協力するものなど多彩です。リレー競技では、勝敗がアンカーになるまで読めないことから応援にも力が入ります。クラスで挑む大縄跳びでは、他クラスを応援するために同じ色チームのクラスが取り囲んでカウントするなど、盛り上がりを見せました。本校の綱引きは、できるだけ多くの縄を自陣へ引き込んだ方が勝ちになるという競技で、チーム総出で挑み、生徒が本気で走り、本気で力を出します。

　また、競技種目以外に、ダンス発表も本大会の見どころです。２年生スポーツ特進コースは、笑顔いっぱいの楽しく明るいダンス。ダンス部はかっこいいK-POPダンス。新体操部は、フープなどの手具を使って技を取り入れたチーム演技と、新体操日本代表フェアリージャパンのメンバーである中村知花さんによるソロ演技で、たっぷりと魅せてくれました。それぞれの素晴らしい発表に、観客から大きな拍手が沸き、体育大会のムードが高まっていきます。

　終盤の玉入れでは、育友会チームとして保護者の皆様にも参加していただきました。
　そして、体育大会最終競技となるのは、全校生徒注目のクラブ対抗リレーです。文化系クラブは、吹奏楽部がクラリネットを持ったり、書道部が背丈の長さほどの筆を持ったりして、特色を表しながら少し走りにくそうにして競います。運動系クラブは、ユニフォームに着替え、日頃の成果を見せるがごとく、真剣な走りで勝負しました。
　
　この日、午後からは雨の予報が出ていましたので、降り出す前にとみんなで協力しながら進行し、あっという間に閉会式の時間となりました。保健体育委員長の深尾和叶さんからの結果発表で「優勝は緑組」と伝えられると、グラウンドが互いを称え合うような空気に包まれました。
　学年やクラスを超えて交流できるこうした学校行事が、生徒たちのいい思い出となって残ることを願っております。