6月4日（日）、全国高校総体バスケットボール競技奈良県予選の決勝が大和高田市立総合体育館で行なわれ、本校が女子の部の優勝を飾りました。

　決勝戦で戦ったのは奈良女子高校です。試合開始直後に先制されたものの、反撃をくり出し中盤に逆転。3点リードして本校18-奈良女子15で第１ピリオドを終えました。

　第２ピリオドから第３ピリオドはおおむね本校がリードする展開が続いたものの大きな点差は開かず、それぞれのピリオドで相手チームに追いつかれる場面がありました。プレッシャーをかけて相手のミスを誘い、着実にボールを拾ってオフェンスにつなげます。第２ピリオドは31-28、第３ピリオドは49-46で終了しました。

　第４ピリオドは終盤を57-50で有利に迎えましたが、残り時間が2分を切ったところで奈良女子にフリースローを与え、1点差にまで追いつかれました。カウントダウンが迫る中、放ったシュートが見事に決まり59-56で決着。第１ピリオドで生まれた3点差を守り切る形で、8年連続となる本校の県予選優勝を遂げました。

　キャプテンの河野莉奈さん（3年生）は試合後、「結果として優勝できましたが、反省点の多い試合でした。全国に向けて基礎力、チーム力をもう一度、一から立て直していきたいです」と話しました。

　また、河野莉奈さん、芳賀楓花さん、今別府萌乃さん、藤井菜摘さんの４名が優秀選手賞を受けました。

　会場には保護者の皆様と教員、そして本校の生徒たちが応援にかけつけました。バスケットボール部は7月25日からの5日間、北海道で行われるインターハイに出場します。応援のほどよろしくお願いいたします。