きららニュース

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普通科Ⅰ類1年生を対象した進路バスツアーを行いました

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11月9日(水)、普通科Ⅰ類在籍の1年生を対象に進路バスツアーを行いました。

2年生のコース選択に先立ち、将来の学びのイメージを持ってもらうことを目的としたものです。
生徒たちは、バスで、本校と高大連携協定を結んでいる大阪城南女子短期大学へ向いました。

保育学舎の見学では、総合保育学科の実習で使う模擬保育室や調理室、造形室など、専門的な設備に生徒たちは興味津々の様子です。
観察室では幼児の発達を考えて作られたおもちゃに触らせてもらい、生徒も先生も夢中に観察していました。

次に、現代生活学科・調理スペシャリストエリアに移動し、これからの飲食業界についての体験授業を受けました。
最近は若い社員の意見を取り入れて商品開発を行ったり、福利厚生も充実している企業が多いそうです。
また、「ホラー菓子」で起業したスウィーツメーカーや、SDGs、地産地消に力をいれている注目企業の紹介もありました。

続いて、「ここでしか聞けない、さつまいもの話」というテーマで、野菜販売で起業されている講師の方の解説で、なると金時・安納芋・紅はるかを焼いたものと蒸したものとの試食をしました。
さつまいもにはアミラーゼという酵素が含まれていて、焼き芋はゆっくり加熱することにより、その酵素が働いて甘くなるそうです。
食べ比べると、品種でこんなにも味が違うということを知ることができ、生徒たちにとって興味深い体験となりました。

ランチは短大の食堂で、現代生活学科・調理スペシャリストコースの学生さん達が調理してくださったお弁当をいただきました。
エビチリと春巻きがメインのお弁当で、とても美味しく、みんな笑顔でたいらげました。
特にデザートの杏仁豆腐は濃厚な風味で絶品でした。

午後はライフデザインコースで、「楽しく働くためのコツ」という体験授業です。
ゲームを体験しながら、見えていない部分を減らしていくことが重要で、知識や経験を増やして、それらに興味を持つようにすると、見える部分が増えて、働く選択肢はたくさんあるということに気づけるということを学びました。
体験授業の最後には、「今日、学んだコツを生かして、いろいろな面白い仕事に気づくようにしていってください。」と、先生からアドバイスがありました。

最後は保育の体験授業です。実習用の赤ちゃんの人形を抱かせてもらったり、3枚の写真の共通点を答えるクイズでは、生徒たちは活発に答え、笑顔で盛り上がりました。
そのクイズは5問あったのですが、その5つの答えは人間の五感である、視覚・触覚・聴覚・味覚・嗅覚を表すものでした。
そのような五感を使って、幼児は経験の中で知ったことを自分の頭の中に情報として取り入れていきます。
そして、その知り得たことを遊びの中で表現していきます。
生徒たちはこのクイズに答えることによって、幼児のおもしろい!楽しい!により共感できる視点が養えたようでした。

生徒たちは、
「調理と製菓に興味があるので、いろいろな話が聞けてよかったです。」
「設備が整っていて、この短大で専門的なコースに行っても深く学べると思いました。」と、感想を述べていました。