〈茶道部〉今年初めてのお茶会「初釜」が開かれました
クラブ活動
1月27日(月)茶道部による今年初めてのお茶会「初釜」が、校舎4階にある「奈良文化教室」において開かれました。
まず出されるお菓子は、花びら餅と桜井長谷寺の干菓子。今年の歌会始のお題「夢」に因んで、一富士二鷹三茄子 の絵柄の入った懐紙に乗せられていました。
そして、床の間に掛けられた色紙には「晴耕雨読」の文字。東大寺別当の筒井寛昭長老の筆による書です。
「これから大きなことを成し遂げるには知識と体力が必要になる。だから、晴れた日には体を動かして健康な状態を維持し、雨の日には日々の生活を無駄にすることなく本を読んで勉強しよう。次に来る好機に備えて準備を怠らず、自然に逆らうことなく飛躍のための準備期間にすることが大切」との考えが込められています。
この書は昨年、「奈良学校茶道連絡協議会」の創立50周年記念大会で贈呈されたものだそうです。
また同じく床の間には、椿と雪柳が唐金の花入れに活けられ、鶴の香合とともに飾られていました。
茶道部は去年、校内だけでなく、西福寺さんでのお月見茶会やベルライフ大和高田さんでのお茶会など校外でも活動することができました。
今日のお茶会の最後に、「今年一年も色々なことにチャレンジしていきたいと思っておりますので、今後ともご指導よろしくおねがいいたします」と挨拶をして締めくくりました。
2025-01-27(月)