きららニュース

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広がれ、モルックの輪!

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今年度もいろいろな校内行事やクラブ活動が制約を受けた一年となりましたが、モルックを通した交流が少しずつですが広がっています。夏休みにはマスコミから取材を受けたり、秋には吉野高校さんとクッブ&モルック交流会も開催されました。

そうした活動を新聞でご覧になった『桜井市地域包括支援センターひかり』さんから、「高齢者の方々にモルックを楽しんでもらうのにどのような方法がありますか」と問い合わせをいただきました。そこで2月の校内大会(ケーキ争奪戦)校内大会(ケーキ争奪戦)で優勝したチームが、まずは施設のスタッフさんとモルックの交流することになりました。

自らも初心者だった生徒たちが、モルックの魅力をどうお伝えすべきかを事前に話し合う機会を持ちました。モルックはやればやるほど戦略的な視点が必要となる競技です。ただ初めてモルックに触れる時が楽しくなければ、長続きはしません。そこで生徒たちは『モルックでビンゴ!』を考案し、興味を持っていただくポイントを増やしました。

桜井市地域包括支援センターは高齢者の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるように介護・医療・健康・福祉などさまざまな面から支えるための拠点となっておられます。日頃高齢者を支えておられる「ひかり」のスタッフさんが「桜井北ふれあいセンター」に集まって来られ、生徒たちと対戦する形で競技説明が始まりました。正式な50点競技、短縮した30点競技、いずれも長所、短所があること、そしてそれを念頭に置いた『モルックでビンゴ!』も披露しました。

スタッフのみなさんは大いに楽しんで下さり、地域の皆さんにモルックの輪が広がる期待が持てました。ただ施設の広間の大きさや床面の仕様についてはそれぞれ競技のルールの微調整が必要になることを確認し合いました。本校でもいろいろな場所で競技を行おうとすると支障が出ることがあります。そうした場合にモルック棒のより良いスタイルを相談できる木材加工業者さんの紹介(さすが木材のまち、桜井!)もいただき、交流の輪がさらに広がる予感がしてきました。お忙しい中、スタッフのみなさん、ありがとうございました。