華道部は昨年度まで３年連続で「花高合戦」で優勝しています。今年は現部員としては、初めて「花いけバトル」大会に参加することになりました。高校生が普段の練習の成果を発揮する点では同じ大会ですが、競技ルールが違います。「花高合戦」は三人一組となって20分の制限時間内で競うフラワーアレンジメントの大会ですが、この花いけバトルはの制限時間はわずか５分。また二人が先鋒、次鋒とリレー形式で活けていく大会です。これまでとは様子が違う大会に、華道部員のうち、２組４名が挑みました。

会場は、「花高合戦」と同じ、大阪鶴見の三井アウトレットパーク。円形劇場型の舞台に３組ずつ上がり、予選が始まりました。花は舞台の傍だけでなく、脇階段まで並べて置かれています。時間との勝負なので、階段を駆け上がっては必要な花を抱えて降りてくるスピードも勝敗を分けます。本校華道部の２組も、顧問の先生からの「楽しく最後まで活け切りなさい」いうアドバイスを心に抱きながら、躍動感いっぱいに花を活けていきました。

ところが途中、花の茎の切り口が花瓶内の水に届いていない「保水」減点を受けてしまったりといったミスがあり、決勝トーナメントへの進出は叶いませんでした。

３年生とってはこれが最後の大会となってしまいましたが、悔しい思いを引き継いだ１年生が次の大会で巻き返しを図ってくれることを期待しています。