きららニュース

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戴帽式を挙行しました

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9月17日(金)、第51回戴帽式を静ホールで挙行し、衛生看護科2年生79名が戴帽生となりました。本校では例年、伝統にしたがって暗闇の中で式を行いますが、本年は新型コロナウイルス感染拡大予防策として内容を一部変更して執り行いました。

式の中で戴帽生は、看護職の先輩である本校教員にナースキャップを頭に載せてもらい、ナイチンゲールが野戦病院の夜回りの際手にしていたとされる灯火を受け取ることで、その看護精神を受け継ぎます。戴帽生が整列し、戴帽生代表が看護師の心得である「ナイチンゲール誓詞」を読み上げました。そして「ただいま戴帽を許されました私たち79名は、看護の伝統と精神を受け継ぎ、学業に専念することを誓います」の言葉とともに、戴帽生たちは灯火を高く掲げました。本来ならば、この灯火はろうそくで親火から火を分かちあうのですが、新型コロナウイルス感染症対策で換気を十分にとり、火のやり取りで互いに近づき合うことを極力避けるためにLEDライトで代用しました。また「ナイチンゲールの歌」の合唱も、事前に分散収録し声を重ねた音源で再現するなど、衛生面に万全の安全策を行って実施いたしました。

京兼純校長は式辞の中で、幕末の戊辰戦争中に誕生した日本初の女性看護師たちに触れ、「先達のように使命感を持って進んでほしい」と言葉を贈りました。また、「皆から感謝され愛され、笑顔を絶やさない看護師」を目指して、一生の学びを続けてくださいと励ましました。

戴帽生たちは10月11日より3週間の基礎看護実習に臨みます。現在受入先の病院と調整中ですが、感染拡大状況を鑑みつつ、校内臨地実習も検討してまいります。

ご来賓の皆様、保護者の皆様にご参列いただき、また多数の祝電を頂戴いたしました。誠にありがとうございました。