8月28日（土）、新型コロナ感染対策に十分な注意をして、事前お申込の入学希望者とその保護者の方々を対象に、体験入学会を開催しました。 ソーシャルディスタンスをとるため、各教室に分散していただきました。開会までの間、この夏に関西大会へ出場の快挙を成した吹奏楽部のウェルカム動画を各会場でお楽しみいただいた後、学校長挨拶と７つあるコースの紹介動画から見学会が始まりました。各運動部のインターハイ出場、吹奏楽部のコンテスト受賞歴の実績や、過去のテレビ番組で本校が取材を受けた時の様子などもご覧いただきました。

その後は、各科・コースに分かれて授業体験です。

衛生看護科では、入学希望者の皆さんから事前に募集させていただいた質問に、在校生と教員が動画で回答しました。また感染予防のために高校生のサポートなしで見学会を行っているために、事前に録画した先輩からのメッセージを中学生に届けました。さらに病院奨学金制度を詳しくお伝えするコーナーも設け、ご覧いただきました。

その他、衛生看護科では、感染症対策で最も大切な、正しい手洗い方法を学びました。普段の手洗いの後、特殊な器具で光を当てて観察すると洗い残しが見つかり、その後、医療機関で行われている洗い方とすると、きれいに残りの汚れが消えます。その様子をたくさんの皆さんが興味深げに参加されていました。本校衛生看護科ではプロの看護師として必要な洗い残しのない手洗い方法を、授業のなかで指導していきます。

食文化コースでは、いつも調理指導でお世話になっている『まる兄きっちん。』の丸田シェフによるクッキーづくりを行いました。参加された皆さんは、丸田シェフと本校教員の指導の下、カラフルなクッキーを上手に焼き上げられていました。 丸田シェフによるフルーツの飾り切りのデモンストレーションがあり、クッキーをあしらったおいしそうなフルーツパフェができあがりました。 参加者ご自身でつくられたクッキーは、お持ち帰りいただきました。参加された方々は、「こんなに本格的な実習をさせてもらえるとは思っていなくて、すごく楽しかったです。シェフのフルーツの飾り切りも素晴らしくて驚きました」と、感想を述べられていました。

また、本校では本年度より、リクルート社が運営している放課後学習空間である『スタディサプリきららラボ』を開設しています。『きららラボ』では、生徒の希望進路実現のために基礎学力と学習習慣をしっかりと定着させるためのサポートをしています。この日はリクルート社のスタッフと本校教員からこのサポートの意義と受講生徒の様子の説明があり、看護医療特進コースと特進コースの皆さんにその体験をしてもらいました。

またスポーツ特進コースではスポーツ栄養学、子ども教育コースではピアノの弾き歌い、そして総合進学コースでは２次元のアニメをそれぞれのパーツを動かしながらアニメーションをつくる授業が行われました。

最後に、少人数グループで校舎内の設備見学を行い、個別入学に関するご相談も受付させていただきました。

10月23日（土）には、第２回体験見学会では別内容での体験を予定しています。 御予約が必要ですので約１か月前になりましたらこちらからお申込ください。