きららニュース

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1年生を対象に進路バスツアーを行いました

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11月26日(木)、普通科の1年生を対象に進路バスツアーを行いました。

 2年生のコース選択に先立ち、将来の学びのイメージを持ってもらうことを目的としたものです。生徒たちはバスで高大連携協定を結んでいる大阪城南女子短期大学へ向いました。
まずは新学舎である保育学舎の見学です。総合保育学科の実習で使う模擬保育室や調理室、造形室など、専門的な設備に生徒たちは興味津々の様子。
観察室では幼児の発達を考えて作られたおもちゃに触らせてもらい、生徒も先生も夢中になりました。生徒たちはガラス張りで開放感のある講義室など、中学や高校とは違った施設にも関心を持ったようです。絵本や児童書が豊富な図書館も見学しました。

 続いて学生が利用する食堂の半分をお借りし、野菜たっぷりのカレーライスとデザートのクリームブリュレをいただきました。
どちらも現代生活学科調理スペシャリストエリアの1年生が用意してくださったメニューです。食後は階段を上がって調理実習室へ。ここではスライドを交えて、1日に必要な野菜の量や食べていいおやつの量など、食生活についての講義を受けました。また美味しい野菜を見分けるクイズが出題され、生徒たちも積極的に答えを出していました。

 休憩を挟んで、ライフデザインコースの体験授業を受けました。このコースでは最初の1年で自分の興味関心を探って将来を考えられるよう、幅広い授業が用意されています。
はじめに、農業や土木・測量分野での活用が期待されているドローンの飛行を見せていただきました。また資格職である医療事務の仕事について、やりがいや適性、これからの時代に求められる素養を講義形式で学びました。
続いて、スポーツ・福祉コースを紹介いただき、身体能力が衰えてきた人でも生活に伴う動作を自力で楽に行える「自助具」を体験しました。先生からは「楽しく学ぶことが大切。好きなこと、興味のあることを見つけてくださいね」とメッセージをいただきました。

 最後は保育体験授業です。模擬保育室に集まって「交換自己紹介」を行いました。これは自分で自己紹介をするのではなく、2~3人のグループに分かれてお互いのプロフィールを20の質問をもとに埋めていくというものです。相手に答えを聞くことはできません。「名前の由来は?」「好きな本・漫画は?」など、仲が良くても意外に知らない質問が多く、生徒たちは時折頭を悩ませつつも楽しそうに回答していきました。最後に先生が「この30分、誰かが自分のことを一生懸命に考えてくれる体験をして、心地よさを感じた人が多かったのではないでしょうか。小さな子どもたちは自分で自分の気持ちを話すことが上手にできません。保育に大切な感覚のひとつとして、覚えて帰ってくださいね」とお話をしてくださいました。
答え合わせでは満点近い点数を出したペアもあったようです。見学を終えた生徒たちは「建物がすごくきれいで、楽しかった」と話していました。