10月20日〜22日の3日間、奈良学園大学登美ヶ丘キャンパスのアリーナ内にある温水プールの設備を特別に利用して、スポーツ特進コースの3年生が水泳教室を行いしました。本校にはプールの設備がないために普段の授業では行うことのない水泳ですが、生徒たちが多彩なスポーツに親しめるようにと天理大学より先生をお招きして水泳の実技をご指導いただきました。

　1日目を担当してくださったのは天理大学体育学部の准教授であり水泳部の監督を務める西田和先生です。生徒たちははじめにプールサイドで水泳に必要とされる関節の柔らかさに重点を置いたストレッチの紹介を受けたあと、4つのレーンに別れて入水して呼吸法や蹴伸びなどの基本をていねいに反復しました。水にも十分に慣れた後半には、クロールの正しいフォームも教えていただきました。

　2日目・3日目には同大学で水泳部のコーチを務める木野和樹先生のご指導のもと、さらなるクロールの練習に加えて平泳ぎにも挑戦。当初は水が苦手でぎこちない様子だった生徒も最終日には25mを泳ぎきることができ、晴れやかな表情でプールをあとにしました。

　生徒たちの身体能力の高さには先生方も驚かれるほどで、懸命に技術を高めようとする姿勢は実に3年生らしいものでした。西田先生、木野先生、有意義なご指導をいただき、ありがとうございました。