きららニュース

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食文化コース2年生 『牧場体験』

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2年生の『食文化』の授業では古今東西の食の歴史・伝統を学びます。この時期の授業では、日本の古代の食生活から先人の知恵と工夫が詰まった食文化を学んでいます。そうした学びと現在の酪農業の実情を結びつけるために、食文化コースの2年生14名が、葛城山麓にある酪農教育ファーム「ラッテたかまつ」へフィールドワークに出かけ、アイスクリームとバター作りの体験、さらに牛舎の見学をしました。

まずはエプロン、三角巾で身支度をして、しっかりと手洗いと消毒。3つのグループに分かれて、はじめはアイスクリーム作りです。新鮮な牛乳、地元産の卵、砂糖、生クリームにバニラエッセンスの材料をよく混ぜ合わせて冷凍します。コロナウイルスの影響で、中止が続いた校外の体験実習が久しぶりに実施され、生徒たちは笑い声もにぎやかに取り組んでいました。

次はバター作り。新鮮な牛乳と生クリームが入ったペットボトルをしっかりと振ります。振り続けること約3~4分で、脂肪分(バター)と低脂肪乳に分離しました。出来上がったバターはクラッカーにつけて試食。「思ったよりあっさりしている」といった声が聞かれました。古代食である、チーズ風の『蘇』、バター風の『醍醐』から古の生活に思いを寄せたり、無塩バターの風味と塩が入った時の違いを改めて知るなど多くを学べる機会となりました。

試食が済むと牛舎へ。目の前で見る乳牛の大きさにやや圧倒されている雰囲気の中、「可愛いな」と、そっと触れる生徒も。

テラスに戻ると、さきほど冷凍したアイスクリームの試食です。無添加の手作りアイスクリームを味わった後も、お店のアイスクリームを購入して食べたり、お土産を購入したりと時間ギリギリまで楽しみました。

「ラッテたかまつ」の皆様、ありがとうございました。