きららニュース

きららニュース

衛生看護専攻科の治療食調理実習

  • 衛生看護専攻科の治療食調理実習
  • 衛生看護専攻科の治療食調理実習
  • 衛生看護専攻科の治療食調理実習
  • 衛生看護専攻科の治療食調理実習

8月22日(水)、キッチンスタジオにて、衛生看護専攻科の学生34名が、治療食の調理実習を行いました。看護職に携わる人間が病院などで出される治療食について学んでおくと、患者の方に食事の内容や目的を説明することができます。実際に治療食を作り、試食をしました。

今回、講師を務めていただいたのは、帝塚山大学の河合教授と、助手の藤田様です。まず、「常食」「低エネルギー食」「低脂肪食」「低たんぱく食」と目的に合わせた献立をグループ単位で作ることを説明。そして、各メニューの作り方とポイント、また、低たんぱくご飯など特殊食品の性質についても話されました。

調理では、学生たちは材料をスケールで量ったり、野菜を切ったり、肉を焼いたり、各々の作業をこなしました。難しいところはグループのメンバーで確認しあって、慎重に手を動かします。メイン、小鉢、スープ、デザート、ご飯、すべてできたところで、配膳を。試食のときも、おかずを交換して色々味見をするなど、しっかり学びました。

「塩は何グラム、と治療食は材料を細かい単位で正確に量らなければいけないので、そこが難しいですね。盛り付けについてもやはり量をしっかり確認しました。家で食べる食事とは全然、違いますね」「各メニューの調理時間がわからず、何から始めればいいか迷いました」「野菜を切るのに慣れていなくて、難しかったです。でも、治療食の目的を理解できたので、将来、患者さんに楽しみながら食事をしてもらえると思いました」など学生たちは感想を述べました。