普通科の高校3年生を対象にした面接ガイダンスを実施しました。内容は大学や短大といった上級の学校、および企業の方と対面で話す模擬面接です。生徒たちに面接のポイントを指導し、本番へ役立てるのが目的です。

　面接ガイダンスはNBシアターを含め全6教室で実施。講師は奈良学園大学、帝塚山大学、大阪樟蔭女子大学、奈良佐保短期大学、栗岡学園、昭栄広報（会社）からお招きし、進学組、就職組、それぞれの進路にあわせた模擬面接を体験できるようにしました。面接はグループ面接で、講師が志望動機や自己PRといった基本的な事柄を質問。生徒たちが答えると「それは、どうして？」「もっと具体的に答えて」「なぜ、ずっと続けられたの？」と講師がさらに掘り下げるように質問します。生徒たちは一生懸命、自分の気持ちを伝えました。自然な笑顔で会話を続けられる生徒、迷うような表情を見せる生徒などさまざまでしたが、終了後はホッとした様子でした。

　生徒たちは「言いたいことがいくつかあって、どれから話すべきか迷いました」「普段あまり自分から意見を言わないので、面接はまだ難しいです」と感想を述べていました。また、休憩時間に積極的に質問する生徒もいまし、自分自身の課題点を本番までに克服しようと心に誓っていました。