今年もあと一ヶ月あまりとなり、本校恒例のクリスマスツリーの飾り付けをしました。

　毎年、事務室の方々の呼びかけで有志の生徒たちが飾り付けをするのですが、今年は吹奏楽部、ソフトボール部、それにツリーと言えばもちろん園芸部が活躍してくれました。ツリーは"モミの木の原木"といきたいところですが、さすがにこれほど大きな木の設置はできません。その代わりに園芸部が今年高田キャンパスで栽培した綿を飾りに使用しました。

　この綿の元に種は毎年十一月に行われる『ゆめフェスタin葛城』で當麻寺境内で頂戴した綿木から採ったものです。大和高田は古くから紡績の町として栄えてきました。そのシンボルとして意味を持つツリーが今年も煌びやかに、生徒昇降口前にある「きららプラザ」に飾られました。またこの綿は近隣の駅にお渡しした待合室の座布団の中にも入っています。

　キャンパス内にある幼稚園児たち、また登下校する本校生、また入試行事で学校を訪れる中学生たちの心に明るい灯をともしてくれるクリスマスツリーは、今年も見た人にたくさんの贈り物を届けれくれそうです。