クラブ紹介

奈良文化栄誉賞

栄誉賞

 在学中にいずれかの分野で目覚ましい活躍をし、本校の名声を高めた生徒を卒業時に表彰する制度が設けられました。賞の名称は『奈良文化栄誉賞』といい、特に顕著な実績を残した生徒がいる年度に限って実施される特別な褒賞制度ですので、文字通り本校生徒として最高の栄誉とされるものです。

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いつから新体操を習い始めましたか。

小学校2年生の時です。姉と二人で近所の新体操クラブに入会しました。 練習はすごく楽しかったし、たまに見かける選手クラスのお姉さんたちの演技がとても魅力的で、私に自分にしか出来ない演技を踊りたいと強く思ったのを今でも覚えています。

直美のフープ

辛かったことや悔しかったことは? 逆にうれしかったことは?

たくさん時間をかけて練習しても試合で失敗してしまった時や何回やっても上手くできない時は辛かったですね。 また自分のことをちゃんとしないといけないけれど、キャプテンとして皆をまとめるのも大変でした。  3年生でのまほろば総体(インターハイ)の団体演技をノーミスで踊れたことがキャプテンとして、またチームの一員としてとても印象に残っています。 最初はみんなバラバラで雰囲気も悪かったけれど、何度もぶつかってお互いの気持ちを確かめ合ったことが良い結果につながりました。

今までで一番良い演技は?

高2の近畿大会の時です。1年の時に後ちょっとで優勝を逃したことを反省し、一年間かけて練習しなおし、そのすべてを演技に出せました。 でも同時に次の年へのプレッシャーも掛かり、それからの一年は口では言い表せないような苦しみがありました。  そうしたこともあって3年生の近畿大会に向けて自分の思うような仕上げがなかなか出来ずにいました。 そんな時、他のクラブの顧問の先生から「“近畿”がんばれよ。去年の優勝は忘れて今年は3位以内でええよ。」と声を掛けて下さいました。 私の様子をみてプレッシャーを掛けないように配慮して頂いたのですが、その時は「1位間違いなし!」と言ってもらえるようなことをしていない自分自身にとても腹が立ちました。 その言葉のおかげで、私は“優勝”という言葉を自分でしっかり受け止めることができ、それにふさわしい演技を目指せるようになりました。

プレッシャーに打ち勝つ方法は?

チームメイトや友人、先生や家族からいつも応援して頂いていて、それが自分はひとりじゃないという安心感になっています。 また試合前は自分がフロアーで完璧に踊って表彰されているところまでをずっとイメージトレーニングしています。そこで自分のモチベーションを高めて試合に挑みます。

まほろば総体

 全国レベルの大会で結果を残すためには高いレベルの精神力が必要となってくるんですね。 では、高2から指導に当たり、試合会場のフロアサイドで彼女を見守ってきた麻苧先生のコメントを掲載します。

 「もぅサイアク!!」 感情を内に秘め、淡々とした印象のあった彼女から出たこの言葉にちょっとした衝撃を受けたのを今でもよく覚えています。これは直美が演技終了直後のことです。2種目の合計点数で争う2種目目、それも最後の最後で場外ミスという大失敗で14位に終わった高2の高校総体。近畿チャンピオンとしてのプライドが引き裂かれた悔しさがあふれ出た彼女の姿は痛々しくもあり、その分ひ弱さも感じずにいられませんでした。