第四十九回戴帽式を挙行しました
第四十九回戴帽式が静ホールで行われ、二年生衛生看護科の85名が戴帽生として式に臨みました。
本校では伝統に則った形で、毎年暗闇の中で『戴帽式』を行なっています。
この式の中で、戴帽生たちは看護職の先輩である本校教諭からナースキャップを一人ひとり頭に載せてもらい、ナイチンゲールの看護精神を象徴する灯(ともしび)を受け継ぐことで、これから臨む実際の病院での看護臨床実習に向けて心を新たにします。
山田勝美校長は式辞の中で、「日ごろから『当たり前のことを、当たり前のようにできる人になる』努力を心がけて欲しいと願っています」と話されました。
また『終末医療と在宅診療』をテーマにした講演会に参加された際のお話をされ、「人間にしかできない、人間のこころと向き合う」看護職を目指す戴帽生らを励ましました。
次に、伊瀨敏史理事長は、『いつも笑顔を忘れない』心がけの大切さに触れ、「本校の教訓である『清く、優しく、逞しく』を実践する素晴らしい看護師に育つことを祈念します」と挨拶されました。
戴帽生らは在校生からお祝いの花束を贈られ、心を新たに「戴帽式の歌」を斉唱し、式を終えました。
この後は10月7日(月)より3週間、奈良、大阪の7病院において、初めての病院における看護臨地実習に臨みます。その後、今年度は1月14日(火)から31日(金)にも実習に臨みます。
実習でお世話になる病院関係者の皆様、出身中学校の先生方、保護者並びに育友会役員の方々など多くの方々のご参列を頂きました。また多数の祝電を頂戴いたしました。ありがとうございました。