きららニュース

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熱中症対策・予防研修会を開催しました

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7月10日(火)、NBシアターにて、奈良教育大学教授の笠次良爾先生をお招きし、「熱中症対策・予防研修会~熱中症にならないために~」を開催しました。

生徒たちは講座を前に、熱中症に関する認識についてアンケート用紙に記入し、「研修会を通して修得したことや、認識の変化を、感じ取ってほしい」と笠次先生からお話がありました。

続いてプロジェクターで要点を示しながら、熱中症のメカニズム、特にスポーツにおける注意点や、体の外に熱を出す方法、熱中症になった場合の緊急処置、水分補給の方法などについて、詳しく教えていただきました。

講座の後、グループに分かれ、「暑熱環境下でパフォーマンスを維持・向上するにはどうすればよいか?」という命題について自由にアイデアを出し合い、ポストイット(付箋紙)に書き込みながら模造紙に貼り込んでいきます。それに基づいてグループとしてのプランをひとつにまとめ上げるというワークを行ないました。
突飛な案に笑いが止まらない賑やかなチームや、真剣な表情で粛々と議論を進めているグループなど、それぞれの進め方の中、模造紙にはどんどんアイデアを書き込んだポストイット(付箋紙)で埋め尽くされていきました。
いよいよグループごとにまとめられたアイデアの発表です。
どのグループも自信たっぷりの発表ぶりに、テーマをきっちりと受け取り、それについて真剣に話し合われた様子がうかがわれました。

最後に笠次先生から「どうしても責任感みたいなものがあって、無理をしてしまうところから熱中症が発生します。でもスポーツでは、よりよい成績を達成するために、ギリギリのところに追い込まざるを得ないこともありますね。そこで正しい情報に基づいて、戦略的にうまくコントロールすれば、必ず熱中症は防げます」とお話をいただきました。

本日の話をしっかりと踏まえて、クラブ活動の中でも活かして行きましょう。