きららニュース

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柿の葉寿司づくりを体験しました

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5月25日(金)、3年生食文化コースの生徒14名が、吉野の平宗本店で柿の葉寿司体験をしました。

まず、店長の渡辺様から平宗の店や柿の葉寿司の歴史について解説を聞いた後、次に映像で柿の葉ずしの歴史、「包む」という文化について学びました。
2年前には日本遺産に登録された吉野の柿の葉寿司は、山と川しかない奈良に遠方の海から運ばれた魚を工夫してお寿司にした郷土料理です。

話と映像で基本的な知識を学んだ後、調理をスタートしました。ご飯を等分に分けて、柿の葉の上に魚とご飯を置いて、包んで完成です。
できたお寿司は箱に美しく並べて、持ち帰ります。柿の葉ずしは、1日寝かしておいしくなるので、すぐには食べられません。ご用意いただいた試食品を、生徒たちは喜んで口にしました。

「ご飯の上に魚を乗せると思っていたら、その逆で意外でした」「空気を抜いてぴったりと包むのが難しかったけれど、面白かったです」となかなか楽しい体験だったみたいです。

「伝統的な食文化を守りつつ、さらに新しいことに挑戦する気持ちが大事だと思います。また、柿の葉寿司に限らず、ものづくりには相手がいます。ですから、真心を込めてつくって欲しいし、そうすることで美味しくなります」と渡辺様。
一つ一つ丁寧に葉で包む作業を通して、生徒たちは理解したと思います。