三月三十日と三十一日の二日間、静ホールにて「第４回奈良文化杯　中学生バレーボール大会」が開催されました。

　奈良県下をはじめ大阪、兵庫、和歌山など近畿各地から計17校が出場し、初日は総当たりリーグ戦、二日目はその結果によってグループ分けしてトーナメント方式で熱気あふれる試合を展開し、優勝を競いました。

　結果、優勝の座を射止めたのは日高中学校（和歌山）、準優勝に輝いたのは新北野中学校（大阪）でした。参加した中学校の選手らは公式戦に近い形で練習の成果を発揮し、得るところ大だったようです。

　またこの大会では、審判や運営スタッフは本校のバレーボール部員が担当しています。受付業務や得点記入など、高校生たちも真剣に各自の役割をこなしていました。バレーボール部顧問の山川教諭は「中学生は大会形式の試合に挑むことでより力がつくし、高校生もまた審判や運営の経験を積むことが勉強になります。中学生と高校生、どちらも向上していけるのが奈良文化杯です」と語っていました。