卒業を目前に迎えた三年生のために在校生が催す「予餞会」が、今年も静ホールを会場に行われました。

　生徒会を中心に一年生と二年生が協力し、これまでお世話になった先輩方に感謝の気持ちを込めて楽しく過ごしてもらおうと、クラスやクラブごとに分かれて、それぞれ工夫を凝らしたステージを繰り広げました。
　吹奏楽部の演奏で始まり、きららんぶんぶんメンバーと大阪電気通信大とのコラボレーションで完成した動画上映、一年生と二年生のクラスからダンス、ダンス部演技、演劇部の劇、個人での歌、新体操部の演技など盛りだくさんの演目が続きました。

　送られる三年生からは、子ども教育コースの卒業生らが、日頃の歌の練習成果を担任の先生に披露しました。

　その後、「三年間を振り返って」というテーマで代表二名の作文の発表が行われ、それぞれが三年間の思い出と共に、進学・看護師になりたいという夢を持って入学し、それに一歩近づいた思いなどを語りました。

　最後に、在校生から三年生へ、記念品が贈呈されました。

　三年生を代表して前生徒会長の外山真衣さんから、「高校での楽しかった思い出を支えにして、がんばりたいと思います」と挨拶があり、山田勝美校長が、「奈良文化高校の良い思い出を持って卒業していってください」と、卒業生にはなむけの言葉を贈り、予餞会は終了しました。卒業生らが本校で過ごすのも予行と式当日の二日を残すばかりとなりました。