きららニュース

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「ケースレポート発表会」を行ないました

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 NBシアターにて、衛生看護専攻科の二年生が、半年間にわたる臨地実習での看護体験と、その中で気づいたことや学び取った内容、反省すべきことなどを、全員の学びとして共有することを目的とした「ケースレポート発表会」を行いました。

 開会の言葉と諸注意後、さっそく5名の発表者によるケースレポートの発表が行われました。

 第1群は、母性看護論臨地実習を実施した西口舞さんが「ウェルネスに視点を置いた看護」、小児看護学臨地実習を実施した椋野沙良さんが「味覚障害のある患児における精神看護の必要性と効果」、精神看護学臨地実習を実施した宮脇優生さんが「アルツハイマー型認知症患者とのかかわりについて」の発表を行いました。

 続いて第2群は、成人看護学臨地実習を実施した白井千都さんが「ACL術後患者に対する看護の振り返り」、在宅看護学臨地実習を実施した阿部麗華さんが「訪問看護での利用者との関わりを振り返って」の発表を行いました。

 発表者らは、実習で現場を知り、自分なりに問題点を導き出すことで一歩成長につながったようです。また4月から医療現場で看護師として働く二年生にとっても、臨地実習に臨む一年生にとっても、貴重な学びの機会となりました。

 山田勝美校長から、「世の中は予想以上の速さで変化しています。国家試験に臨む皆さんも、求められているものがどんどん変わっていることを認識しなければなりません。例えば今までのように知識や技術だけでは役に立たないということです。その現場でどう考え、どう判断し、対処するのかの答えをすぐに出す能力が必要です。臨地実習はそうした力を、体験を通して身につける絶好の機会であり、そして今日発表してくれた生徒は、十分にその目的を果たしたと思います」とお話がありました。

 発表終了後、これから実習に臨む一年生に、二年生からのプレゼントとして、手書きの応援カードと、鉛筆が一人ひとりに手渡されました。