きららニュース

きららニュース

食文化コースでシェフ授業(テーブルマナー)を行いました

  • 食文化コースでシェフ授業(テーブルマナー)を行いました
  • 食文化コースでシェフ授業(テーブルマナー)を行いました
  • 食文化コースでシェフ授業(テーブルマナー)を行いました
  • 食文化コースでシェフ授業(テーブルマナー)を行いました

 本校キッチンスタジオと試食室にて、テーブルマナー講座を実施しました。テーブルマナーは、一学期に奈良ホテルで三年生全員を対象にした講座を開きましたが、今回は食文化コースの三年生のみを対象に「マイシェフ まる兄きっちん。」の丸田シェフを講師としてお招きし、少人数の講座で、より詳しく勉強しました。

 講座はまず、テーブルセッティングの練習からスタート。先生が並べた見本を参考にしながら、生徒たちはナイフやフォークなどのカトラリー類をセット。同じように並べたつもりでも、向きやバランスが微妙に違い、なぜ、その位置にその形で置くのか、先生が丁寧に説明してくれます。セッティングが終わったところで、先生が腕を揮うフランス料理のコースが登場。メニューは合鴨やイカを使った前菜や、真鯛のムニエル、牛ロース肉のポワレなど。生徒たちは教わったとおりにフォークやナイフを使い、口に運びました。

 ナイフやフォークの基本的な使い方にとどまらず、「ナイフなどを落としたときのマナー」「苦手な食材が出てきたときはどうすればよいか」「ソテーやグリエなど調理法の違い」といった細かいポイントまで先生が丁寧に説明して下さり、生徒たちは熱心に耳を傾けました。イタリア料理やワインの話も登場し、幅広い知識が身に付きまいた。

「社会に出たときに役立つ、本物のマナーを身に付けてほしいですね」と本校の食文化コース主任の吉田淳子先生。
「日本の食事作法とは違い、ヨーロッパでは食事中も人と話をするのが一般的です。いわゆる団らんです。生徒の方も食事をしながら会話を楽しんでください」と丸田先生。
この日は少しぎこちない表情の生徒もいましたが、いつか自然な美しい動作で、かつ会話を楽しみながら食事ができるようになると思います。