きららニュース

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高田消防署に救命救急の講習会をして頂きました

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 衛生看護専攻科の一年生が、中和広域消防組合高田消防署の救急隊員の皆さんの指導による心肺蘇生の講習を行いました。

 心肺蘇生により一人でも多くの命を助け、社会復帰に繋げることの重要性を伝えるDVD観賞から始まりました。「10代でも心臓突然死は起こり、命を失うことがあり、いつどこでだれが発症するかは分からない。だからこそ、正しい心肺蘇生を身に付け、一人でも多くの命を助けることが必要である」という、心配蘇生法の重要性を再認識しました。
 その後は、人が倒れた現場に居合わせた時に行う心肺蘇生法についてのDVDを観賞しながら、人形を使っての実践。声掛けから胸骨圧迫(心臓マッサージ)までの手順を、救命隊員の方から指導していただきました。実際の現場をイメージしながらの注意点や、正しい胸骨圧迫の動作など一人ひとり丁寧に教わり、学生は真剣に取り組みました。次にAED(自動体外式除細動器)の仕組みと使用方法を、実践を交えて学びました。指導員の方からの「こんな時はどうする?」というアドリブの問いかけに、臨機応変に対応する様子も見られました。最後に心筋梗塞や脳卒中、くも膜下出血などの症状の事例を参考に、症状があらわれたら一刻も早い119番通報が心肺停止の予防になることを教わりました。すべてのカリキュラムが終了し、救命隊員の方から一人ひとりに受講者証が手渡され、講習は終わりました。

 12月に開催される奈良マラソンでは、救護スタッフとして参加します。万が一の時には講習を思い出し、冷静で的確な行動ができるよう努めていきたいです。高田消防署から講師として来てくださった救急隊員の皆さま、ありがとうございました。