三年生を対象に、近い将来に社会で必要となる作法を身に付けてもらうための「テーブルマナー教室」を実施しました。奈良国立博物館を訪れて奈良の文化に触れた後、奈良ホテルでフルコースをいただきながら、正式な西洋料理のテーブルマナーを学びました。

　今回、奈良国立博物館では、同館のボランティアガイドの方の案内で「なら仏像館」を見学しました。生徒たちは単に観るだけではなく様々な説明を聴きながら、仏像の奥深さを感じていたようでした。また、映像室でスライドを見ながら「世界遺産のあるまち」をテーマに奈良の歴史、特に、東大寺の大仏や仁王像、正倉院について学びました。1250年前から受け継いできたものを、今から1250年後の人へ、どのように伝えていけばよいのかを考える機会となりました。

　奈良ホテルでは、マナーについて学びました。奈良ホテルの方に着席方法をはじめナプキンや銀器の扱い方、料理の頂き方など、料理が運ばれるたびに丁寧に教えて頂きました。生徒たちは積極的に質問をするなど、興味津々のようでした。そして、同席の友人と会話を楽しみながらマナーを学び、「おいしい」「また食事に来たいね」など話していました。最後に、生徒会長の外山真衣さんが、「本日はありがとうございました。マナーを身に着けられるように頑張ります」とお礼の言葉を述べました。