きららニュース

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専攻科「お茶会・着付け講習会」を開きました

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 衛生看護専攻科二年生の学生に、社会人になったときに必要な礼儀作法と、立ち振る舞いの美しさを身につけてもらおうと、着付け講習とお茶会が開かれました。学生は着付け講習とお茶会に、クラス別でそれぞれ参加し、講師の先生方からマナーの指導を受けました。

 NBシアターで行われた着付け講習では、講師に橋本礼法きもの学院の中野裕子さん、木村政子さん、小林久枝さんをお迎えしました。礼儀作法の大切さを伝えていただいた後、礼(おじぎ)の仕方や椅子の座り方などを教えていただきました。

 その後、講師の先生方による浴衣と振り袖の着付けを紹介が行われました。学生二入をモデルにして、華やかで若さを際立たせる帯の結び方をはじめ、和装は洋装と異なりタオルなどで補正すると着崩れしないことや、襟元を整え胸元をきれいにみせることがきれいに着るポイントと話されました。そして、サイズは自身の身長と同じ長さを選ぶとよいとアドバイスもしてくださいました。

 モデル役の岸上秋里さんは「普段は着物を着ることがないので、貴重な体験でした。成人式でいかしたいです」、熊谷晴香さんは「言葉遣いや姿勢など、いままで意識していなかったので、これから役立てていきたいです」とそれぞれ話し、和装姿でしっとりとした大人の雰囲気を醸し出していました。

 また、奈良文化教室で行われたお茶会では、華道部でお世話になっている長春良子先生に、表千家によるお茶席のマナーを教えていただきました。学生たちは、ふすまや障子の開け閉めといった茶室に限らず和室への入り方をはじめ、茶席でのマナーを学びました。その後、緊張しつつも「お先に頂戴いたします」と挨拶して、手先にまで神経を使い茶菓子を取り、お茶をいただきました。

 お茶席を体験した山崎早姫さんは「お茶をいただくときの細やかな気配りなど、慣れていないと難しいですが、生活に通ずることだと思いました。お箸を使うときの手の運び、和室での動きなど、普段の生活でも気をつけたいと思いました」と話しました。