きららニュース

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平成二十九年度入学式を挙行しました

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 本校静(しずか)ホールにおいて入学式を行いました。時々小雨も降る曇りがちの空模様でしたが、あたたかい春風が吹く中、満開の桜が新入生を迎えました。高校課程184名、衛生看護専攻科77名の新入生が、保護者や来賓の皆様、先生方、在校生の大きな拍手に緊張しながらも、晴れ晴れとした表情で入場しました。
 吹奏楽部の演奏に合わせて厳かに国歌を斉唱した後、新入生はそれぞれの担任の先生から一人ひとり名前を呼ばれ、元気に返事をし、起立。山田勝美校長より入学を許可されました。

 山田校長が式辞で、「人からやらされてやる「他律」から自らが決めて行動する「自立」、つまり独り立ちのできる人になってほしい」と述べました。そのためには「挨拶ができる、約束を守るなど、いくつかのごく当たり前のことを当たり前にできるよう心がけることが大切です」と伝えました。そして「学校の昇降口に『念ずれば花開く』と書かれた額がありますが、夢を強く持ち続ければ必ず叶えられると信じて、学校生活を過ごしてほしい」と新入生に言葉を贈りました。
 また、学校法人奈良学園の西川彭理事長が、「ここ高田の地は奈良学園の発祥の聖地です。五十年を超える歴史を皆さんは引き継いでいきます。先輩たちが残してくれたものを大切にし、これからは皆さんが主人公となって、新しい歴史をつくりあげて下さい」と挨拶をしました。
 続いて、弓仲香織育友会長から来賓祝辞をいただきました。次に、在校生代表の生徒会長・外山真衣さんから「新しい学校生活の中で困ったことがあれば、ぜひ友だちや私たち先輩に相談してください。一緒に楽しく学校生活を送りましょう」と優しく語りかけました。

 新入生代表による宣誓は、高校課程・吉田樹奈さんが「立派な人間になるよう学業に専念します」、専攻科・中野優希さんが「看護職員としてふさわしい人間になるよう努力します」とそれぞれ誓いました。そして、二人は演壇の前に設置された署名台にて、新入生を代表して署名をしました。
 最後は二年生衛生看護科が前に出て曲紹介をする形で校歌斉唱が行われました。まだ校歌を覚えきれていない新入生も、歌詞を見ながら先輩の歌唱に合わせてしっかりと斉唱し、つつがなく入学式が終了しました。

 式場の舞台上を華やかに飾る式花は本校華道部の生徒が活けたものです。後輩を迎えるために、師範の指導を受けながら前日遅くまでかかって立派に仕上げてくれました。