きららニュース

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消費生活学習会(講演会)を実施しました

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 インターネットやスマートフォンが本校でも普及している現状をふまえ、ネットショッピング、オンラインゲームの被害の現状を知り、トラブルに巻き込まれないように予防的な視点から、消費生活のあり方について考える消費生活学習会を、静ホールにて実施しました。

 最初に大和高田市消費生活センターの平井直樹様からは、インターネット通販等で、誰でも気軽にモノやサービスが買える時代ですが、クーリングオフ制度について具体的に知らない人が多いこと、契約は高校生でも法律上の責任が生じること、契約が成立したら一方的に解除できない可能性が高いことなどが説明されました。また、注意すべきこととして、アダルトサイト、占いサイト、アニメサイト等でもワンクリック請求が発生することもあるので、絶対に不用意にリンクやバナーをクリックしないこと、オンラインゲームなどの場合は無料と有料の境目を自らしっかりと見極めるが大切であることが注意点として伝えられました。さらに、あやしいサイトの見分け方について教わりましたが、被害に遭わないためには基本的には自分の責任において、注意深く内容を確認することが大切とのご注意でした。あやしいな、困ったな、よくわかないなと思ったら、ひとりで悩まずにすぐに消費生活センター(消費者ホットライン:電話188番/局番なし)に連絡するようとお話がありました。
 
 続いて、被害に遭ってしまったら、という視点で、奈良県高田警察署生活安全課係長の草尾祐樹様と奈良県警察スクールサポーター勝川朗様からお話を頂きました。インターネット利用者は日本1億46万人、世界34億人9000万人との統計があり、利用者が膨大な分、犯罪が起きやすい状態であることが説明されました。引き続いて、被害を受けないためには誕生日など必要以上に個人情報をインターネットに載せない(簡単に推測されるパスワードにしない)、チェーンメール等のリンクからサイトに接続しない、異様に安い商品を購入しないことなどが大切であることが伝えられました。もしも被害に合った場合は、証拠を残すことが大切であること。そのためには被疑者とのやりとり(メール、lineト--ク等の遍歴)やサイトの画面の印字を残し、必ず購入した商品の保管をした上で、速やかに警察に相談するように、とのお話がありました。

 講演後、静ホールでは春の全国選抜大会に出場する新体操部による、本番を想定したフープの見事な演技が行われ、全校生徒は拍手で応援していました。