女子中学生と保護者の皆さんを対象とした第二回「体験見学会」を開催しました。

　はじめにデジタル紙芝居が披露され、本校教育の目指すところを「掛け算」になぞらえて説明しました。続いて山田勝美校長が挨拶に立ち、アメリカデューク大学のキャシー・デビッド教授の「米国で2011年に入学した小学生の65％は大学卒業時、今は存在していない職業に就くだろう」という話を引用し、「これから世の中が変わり、入試制度も教育も変わる。その中で本校は新しい世界で役に立つ力を養って社会に送り出す学校です」と教育方針を述べました。また、施設設備だけでなく教育には「人」が大切、ということで、ユニークな教員の紹介をしました。

　続いて主役は生徒にバトンタッチされ、生徒が自分たちの目線で楽しく学校紹介をする「ぶんぶんGO！」というクイズが催されました。来て下さった中学生と一緒に「ぶんぶんGO！」と掛け声をしながら楽しいトークタイムとなりました。

　その後、六つのコースに分かれての体験授業を行いました。
　「衛生看護科」では赤ちゃん人形を使用してのお風呂の入れ方や、血圧測定の実習などを実際に体験し、またその間に保護者対象の病院奨学金制度の説明も行われました。「特進コース」では大学受験に向けた古典の授業を体験、「スポーツ特進コース」はダンススクエアで軽快にダンスをして体をほぐした後、トレーニングルームでエアロバイクなどを使用して汗を流しました。また「「子ども教育コース」では今年始まった土曜日ピアノ講座を体験してから、キャンパス内の奈良文化幼稚園を訪問し、わんぱくの森を始めとする幼稚園の特色ある施設を見学しました。「食文化コース」では奈良の伝統食である三輪素麺を使ったパスタづくり、「総合進学コース」では映像合成技術を使用してアニメキャラクターとのバーチャル英会話を体験する授業が行われました。
　
　体験授業終了後、希望者の方を対象に校舎・学生寮見学、個別相談、制服試着体験なども行いました。

　多数のご参加有難うございました。次回の入試関連行事は十一月五日（土）から隔週で三回、入試説明会（内容は同じ）を予定しています。申込は不要です。多くの方のご参加をお待ちしています！