きららニュース

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第26回「学生合同茶会」に参加しました

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 茶道部が桜井市にある大神神社大礼記念館で開かれた第26回「奈良支部学生合同茶会」に参加しました。この合同茶会は、奈良県下で茶道部を有する幼稚園から大学までの学校が一堂に会し、他校などに対して日頃の練習成果を発表するもので、県下各校の茶道部にとって年間を通じての一大イベントの一つです。

 会場となった同記念館は、日本最古の神社の一つとして知られる大神神社のすぐ近くにあり、当日は梅雨のただ中ということから天候が心配されましたが、曇り空ながら何とか雨が降らなかったこともあり、大勢の人が集いました。

 参加者は何組かに分かれてお点前に参加しますが、一度のお点前は約六十名にもなります。本校茶道部の十一名は、他校と協力し、それぞれ分かれて「亭主」としてお点前を披露したり、また亭主の補助役をつとめる「半東」を担当したりしました。このような世話係は、奈良県を北部・中央部・南部の三つの地域ブロックに分けて、各ブロックにある学校が当番となる持ち回り制になっています。三年に一度しか回ってこないため、入念に準備をし、気分を落ち着かせて呈茶します。同部でお茶を教え始めて三年目になる黒田宗香先生は、「三年生は教えたことをキッチリこなし、二年生は明るくお茶を楽しんでくれています」との評を下さいました。

 お点前が終わった後、部長の前原唯花さん(三年)は、「大役を任され緊張しましたが、何とか役割を果たせました。一年生の部員がまだ一名なので、もっと多くの人に入部してもらって、今後も奈良文化高校の茶道部を盛り上げていって欲しいと思います」と語りました。また、副部長の東井晏璃さん(三年)は、「いつもは十名ほどのお客さんの前でお茶をたてるのですが、今日は六十名もおられてとても緊張しました」と話していました。