二年子ども教育コースの生徒が奈良文化幼稚園の遠足に参加しました。年長児・年中児の行き先は橿原市昆虫館です。朝、幼稚園の園庭に集合して、園児らをバスに乗せるところから実習が始まりました。

　昆虫館に到着すると、最初に集合写真を撮りました。クラスごとに並んでおいて、前のクラスが終わると素早く移動、整列して、笑顔の記念写真を撮ることができました。

　館内ではたくさんの昆虫におおはしゃぎの園児らが次々と「お姉ちゃん先生」のところへやって来てくれます。知っていることを説明したりしながら、一緒に見て回りました。

　本物の蝶々が舞う展示室では蝶々が好きな子、苦手な子、それぞれにお話しをしに来てくれました。生徒もまた、蝶々を見つけては園児に語り掛け、交流を深めました。

　お昼は館外の芝生広場でお弁当タイムになります。前日の雨で芝の状態が心配されましたが、予定通り広場で食べることになりました。こうした現場でのとっさの判断なども、幼児教育を志す生徒には大いに勉強になりました。

　その後、広場で追いかけっこをしたり、遊具で遊んだりして楽しい一日を過ごしてキャンパスに戻って来ました。三年生の大橋茜さんは実習を振り返り、「園児さんとお話したり遊んだりするのは楽しいけど、その時間のために幼稚園の先生がどれほど準備や気配りをしておられるか知ると、本当に大変な仕事だなと思いました。私の夢は変わりません。ますます努力しようと思います」と話していました。