舞洲アリーナ（大阪市此花区北港）で新体操の舞洲カップ『6th Kinki Rhythmic Gymnasitics Final in 舞洲』が開催され、本校はシニアの部に、二宮希帆さん（二年）、神谷奈杏さん（二年）、武田真美さん（一年）の三人が出場しました。全国選抜大会後のため練習期間は短かったのですが、それでも何とか工夫して練習を積み重ねた三人は、総合得点32.332をマークし、結果として総合4位に入賞しました。

　この大会は近畿二府四県の選手を対象として、これから本格的に始まる新年度の各種大会に向けた演技確認、および近畿全体のレベルアップと交流の場を目的として開催されているものです。1チーム3人が、ボール・クラブ・リボンの3種目の演技を披露し、総合と個人で順位を競いました。

　二宮さんはボールに出場。『楽しさ』を多彩なステップなどで表現し、女性らしいエレガントさを見事に体現した演技を披露しました。結果、得点10.716で種目別個人6位に入賞しました。二宮さんは「大きくのびやかな演技を意識しました」と話しました。

　神谷さんはクラブに出場。ビートに乗った曲に乗ってスピーディな演技を披露しました。テーマとしていた『勢い』を全面に出しながら女性らしさも表現し、結果、得点10.416で種目別個人3位に入賞しました。神谷さんは「ミスはありましたが、ステップや踊りは思ったようにできて満足です」と感想を述べました。

　武田さんはリボンに出場し、映画「タイタニック」の劇中曲に合わせ、『楽しんで演技をしたい』という希望どおりの明るい演技を披露。結果、得点11.200で種目別個人1位を獲得しました。武田さんは「1位にはなりましたが、いろいろと課題も見つけたので、今後は、それを克服していきたいと思います」と語りました。

　また、３人に加えてこの春に入学してくる新入生も出場しました。竹中奈桜さんと長谷晏奈さんがジュニアの部で出場し、長谷さんはボールで6位に入賞しました。新年度もますます活躍が期待できる新体操部に、ぜひ、ご期待ください。