きららニュース

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卒業式を挙行しました

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 二十七年度の卒業式(高校課程・専攻科)が、静ホールを会場に行われました。

 国歌、校歌の斉唱に続いて、卒業生、修了生が一人ひとり、壇上で山田勝美校長から卒業証書・修了証書を授与されました。
 保護者席からは卒業生は後ろ向きとなるため、同窓会寄贈のAV機器を活用して、こうした模様を式場内のスクリーンに投影しました。

 式辞で山田校長は、今年度卒業生らの三年間、あるいは五年間の学校生活を振り返り、最後に「皆さんの前途には、決して平たんな楽しいことばかりが待っているとは限りませんが、苦しい時、悩んだとき、困難な状況になった時に是非、奈良文化高校を思い出してください。皆さんが過ごした「学び舎」が待っています。何よりも先生方が待っています」と餞けの言葉を贈りました。またこの日の卒業生の代表五十嵐さんが、三年間毎日駐輪場で笑顔を絶やさず挨拶を続け、最近新聞でも取り上げられたエピソードを紹介しました。

 学校法人奈良学園の西川理事長は挨拶の中で、「入学式で話した「凛」として女性になれましたか。女子力もアップしましたか。それぞれ次のステージで頑張って下さい」と優しく激励の言葉を贈りました。

 式次第には記載されていませんでしたが、来賓祝辞に続いて特別表彰が行われました。全国大会での活躍により、バスケットボール部の江草晶帆さんと、新体操部の岡野絢子さん、岸本美鈴さん、上田香穂さんの四人が「奈良文化栄誉賞」を授与されました。また新子紗央さん、岩波冴果さん、辻本彩乃さん、中橋真衣さん、面谷海桜さんの五名が、小学校・中学校・高等学校の十二ヶ年皆勤につき、奈良県高等学校PTA協議会より表彰を受けました。

 卒業生を代表して、五十嵐理矩さん(高校)と早崎友梨さん(専攻科)が答辞を述べました。五十嵐さんは「私たち卒業生の一人ひとりには、奈良文化高校での様々なドラマがありました。そして、一人ひとりがそのドラマの主役でした」と高校生活を振り返り、「私たちを大きく成長させてくれたこの奈良文化高校。数々の想い出を共に作ってくれた友人と先生方。心のゆとりとなる場所を作ってくれた家族。出逢えたすべての人に、支えてくださったすべての人に、感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、ありがとうございました」と語りました。

 担任の先生に先導されて拍手のやまない式場を後にした卒業生らは、思い出がいっぱいの教室で最後のホームルームを受け、本校での高校生活を終えました。キャンパスには遅くまで記念写真を撮る姿が見られました。