きららニュース

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【衛生看護専攻科】 救命救急講習会を実施しました

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 衛生看護専攻科の一年生が、みやび棟NBシアターにおいて中和広域消防組合高田消防署の救急隊員の皆さんの指導による心肺蘇生の講習を行いました。

 これは、一次救命処置のあり方によって助かる命がたくさんあり、救急車到着までの一般の人々の適切な応急手当が患者の社会復帰という結果につながることも多いということから、准看護師資格を取得して衛生看護専攻科課程に入学してきた一年生に対し、毎年行っているものです。

 学生は、呼びかけ、呼吸確認、胸骨圧迫、人工呼吸と一次救命処置について、その意味や手順、注意事項を教わりました。特に胸骨圧迫(心臓マッサージ)について、「正しい位置」「強く押す」「押したら戻す」「速く押す」「絶え間なく続ける」という五つの鉄則を繰り返し説明され、それぞれ真剣な面持ちで帳面にメモしていました。

 続いて二人一組で実技を行いました。救急隊員の方々に「もっと強く」「腕を曲げないで」などと声をかけて頂きながら真剣に取り組みました。約二分程度で学生らはかなり疲れた様子になりまいた。そこで指導の員の方は、「救急車到着まで平均で七分。絶対にやめてはいけない。骨が折れても続けなければならない。一人でするのはとても無理だと分かってくれましたか」とチームワークや周囲との連携の大切さを強調されました。

 その後、AED(自動体外式除細動器)についても、しくみと使用方法を学んだ後、実技を行いました。目の前に人が倒れている、という想定のもとに、意識・呼吸があるか確認、大声で助けを呼ぶ、AEDが来るまで胸骨圧迫、AED使用、自発呼吸が戻らなければ救急車到着まで胸骨圧迫継続、という流れを全員が体験。万一現実にそうした場に遭遇した場合には、准看護師資格を有する者として率先して一次救命に当たれるよう、知識・技術・意識を高めて講習会を終えました。

 高田消防署から講師として来て下さった救急隊員の皆さま、有難うございました。