普通科Ⅰ類・子ども教育コースの三年生十二人が、七月八日から十日までの三日間、キャンパス内にある奈良文化幼稚園へ実習に行きました。

　生徒たちの将来の夢は、保育士や幼稚園教諭になることです。これまでに、授業の一環として園児たちと過ごす時間をいただいたり、幼稚園の遠足に同行するなどしたりして、一日実習を何度か体験させていただきました。今回、初めて三日間通しての実習です。子ども好きの生徒たちも、一日の園活動に触れさせていただくこともあってか、緊張した面持ちで先生方の動きを注視し、取り組んでいました。

　特に、子どもたちへほめるときや叱るときなどの先生方の接し方や、子どもの関心を引き寄せる技術力の高さに、生徒たちは感心してばかりの様子でした。実習生の一人、拓植彩花さん（三年生）は「一日目は何をしていいのかわからずにいましたが、三日間という貴重な時間を通して実習に参加させていただくことで、園児とのかかわり方や園活動を学ばせていただきました」と感謝し、何事にも全力で取り組む奈良文化幼稚園の先生方の姿に感銘を受けていました。