大津市の滋賀県立体育館で第69回近畿高等学校新体操選手権大会が開催され、本校から団体と個人四名の選手が出場しました。

　大会第一日目は個人演技でした。それぞれの選手がボールとクラブの演技を行い、その合計点を競います。田中結さん（一年）、武田真美さん（一年）、上田香穂さん（三年）、中村花さん（一年）がそれぞれの曲や個性に合わせてダイナミックに、また優雅に演技してくれました。その結果、中村さんがボール11.850、クラブ11.900（総合得点23.750）で見事個人六位入賞を果たしました。また上田さんもボール11.500、クラブ11.400（総合得点22.900）でこれに続く七位となるなど、奈良文化勢が大いに活躍しました。

　第二日目に行われた団体演技では、上田さん、岡野絢子さん（三年）、住吉麻生さん（二年）、武田さん、中村さんの五名によるチームが、コミカルさをアクセントにしながら曲の変化に合わせたステップによって女性らしさを表現する演技を披露。得点12.950で第三位に輝き、大きな拍手に包まれました。

　大会を終えて、麻苧麗奈監督は「演技プログラムの見直しもあり、新チームになって短期間で試合に臨むことになりましたが、これまで様々な大会で経験、活躍をしている上級生が一年生を引っ張り、カバーしてくれる大会となりました。今回で個人、団体共に大きな課題が見つかったので、インターハイに向けて改善できるよう頑張ります」と夏に向けての決意を力強く語りました。

　会場まで足を運んで声援を送って下さった保護者、ジュニアチームの先生方をはじめとする多くの方々に御礼申し上げます。
　八月六～八日に大阪市で行われる全国高校総体（インターハイ）でも奈良文化高校の応援をよろしくお願いします。