「第60回記念 全国私立高等学校女子ソフトボール選抜大会」が三月二十七日から三十日までの四日間、くまのスタジアム（熊野市、山崎運動公園内）ほかで行われ、本校は予選リーグを1勝1敗1引き分けで通過して１部決勝トーナメントへ進出し、三位に入賞しました。

　予選リーグは二十七日、二十八日の二日間で行われ、本校は都城東高校、伊勢学園高校、淑徳高校との総当たり戦に臨みました。都城東高校戦では、0対0で迎えた三回裏の攻撃で、走者二、三塁というチャンスに田淵さんがタイムリーヒットを放ち先制点を上げました。その勢いのまま順に得点を重ね、3対0で勝利しました。

　続く、伊勢学園高校戦ではホームクロスでアウトを取るなどの堅守も光りましたが、先制点を許す形勢に。0対4で迎えた最終回の攻撃で、全員の心が一つになり2点を返上したものの、2対4で涙を飲みました。翌28日は、淑徳高校と対戦し1対1の引き分けとなり、1勝1敗1引き分けで予選リーグを終え、1部の決勝トーナメントへの進出が決まりました。

　1部決勝トーナメントは二十九日、三十日の二日間で行われ、本校は1回戦が不戦勝、2回戦は星城高校に4対3で勝利、準々決勝では安田女子高校に3対2で勝利して勝ち上がりました。準決勝では、強豪で知られる木更津総合高校と対戦し、熱戦を繰り広げましたが１対4で涙を飲み、三位に入賞して大会を終えました。

　キャプテンの中谷加奈さん（二年）は「この大会には、夏に向けてチーム力を向上させようと臨みました。全体的に皆が声を出して、いい雰囲気になったと思います。力不足の部分はこれから練習を重ねます」と試合を振り返りました。浅野由華監督は「ここ2週間ほどで良い感じになり、今後が楽しみなチームです」と語りました。

　今回も、多くの保護者の皆様に応援に駆け付けていただき、ありがとうございました。